ワイルド・スピード8の監督決定⁈

ワイルド・スピード』の次回作の監督として、『交渉人』や『ミニミニ大作戦』を手がけたF・ゲイリー・グレイに決まりそうだとニュースになっています。

 

ジャスティン・リンがダメになり、大金を積んだもののジェームズ・ワンにも断られ、ヴィン・ディーゼルが初代監督のロブ・コーエンを推したり、ついにはヴィン・ディーゼル本人が監督を?というような記事までネットにあがったりして、それだけはやめて!と、ハラハラしながら状況を見守っていたのですが、なかなか良いところに落ち着いたようでホッとしました。
 
グレイ監督の最新作はヒップポップグループのN.W.A.を扱った映画で、日本では公開されていませんがアメリカでは大ヒットしたようです。アクションだけではなくドラマもしっかり扱える監督というのがいいですね。次の舞台だろうといわれているニューヨークの出身だし、以前ヴィン・ディーゼルと仕事をしたこともあるそうなので、何かと安心できそうです。
 
ブライアンの思いがけない引退で、お祭りのような日々がいったん幕を閉じたような『ワイルド・スピード』ですが、レティの記憶も戻ったし、このあと本当に3部作が続くなら、強くて新しいストーリーが必要ですよね。
グレイ監督には、時に「ソープオペラ」といわれてしまうクリス・モーガンの脚本にガシガシ赤鉛筆で修正を入れてもらって、派手なアクションだけでなく見応えのあるドラマを作りあげてほしいなと思います。
そしてやっぱり、どこかでさらっとブライアンの名前を出してほしい。もういないと分かっていても、誰かが口にする「Brian」の一言を期待して、劇場に向かってしまいそうです。